今更説明する必要もない名作漫画「鬼滅の刃」です。映画化・アニメ化もされ、累計発行部数も1億5千万部を超えています。そんな名作漫画からご紹介させてください。
この漫画はなんと言っても主人公で、鬼への復讐を誓う竈門炭治郎の人間性でしょう。至って普通ながら、優しく、人間味があり、最後まで諦めない、仲間を大切にする。そんな当たり前だけど、なかなか出来ない事をやってのける主人公ですね。そんな彼らしいセリフに勇気づけられます。
表が出たらと約束をしてコインを投げる炭治郎。すると1回目で表が出ました。何かトリックでもあるのかなと疑った友達に爽やかな笑顔で「偶然だよ。それに裏が出ても表が出るまで何度でも投げ続けようと思っていたから」うーーんなんと清々しいのでしょう。
まず、諦めない気持ち。失敗することが恥ずかしいのではない、そこで立ち上がらないのがなんとやら的な感じですね。
そして、もう1回って言える強さ。誰しもが自分のミスや失態には目を背けたがります。でも、ごめん、もう1回させてと言える人。自分の失敗を享受して、再チャレンジできる人、これが本当に強い人なんでしょうね。
かなり凄惨な描写もあり、多くの登場人物が亡くなってしまうストリーですが、本作に出てくるキャラクターの多くからはそういった強さを感じることが多かったですね。
どうせ漫画と思わずに、見せかけじゃない強さを追い求めてみたいですね。
見猿聞か猿言わ猿は勿体無い・・・さんさる
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